Webライターの始め方|初案件までのステップと、報酬・手数料の考え方
Webライターは、企業のWebサイトやメディアに掲載される文章を書く仕事です。パソコンとインターネット環境があれば在宅で取り組め、顔や声を出す必要もほとんどありません。
一方で、最初は報酬が低めの案件から始まることが多く、調べものや修正に時間がかかることもあります。この記事では、始める前に知っておきたいことと、初めての案件までの進め方を紹介します。
Webライターの仕事の種類
- 記事作成:指定されたテーマについて、調べてまとめる仕事です。最も多い種類です。
- 文字起こし:インタビューなどの音声を文章にする仕事です。
- 校正・リライト:すでにある文章の誤りを直したり、読みやすく書き直したりする仕事です。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 調べものや、文章を書くことが苦にならない人
- 顔や声を出さずに、在宅で働きたい人
- 初期費用をほとんどかけずに始めたい人
向いていない人
- 文章への修正依頼を受けることに、強いストレスを感じる人
- 締め切りのある仕事を避けたい人
始めるために必要なもの
- パソコン(スマホだけでも書けますが、長い文章の作成や修正にはパソコンのほうが向いています)
- インターネット環境
- 文章を書くためのソフト(無料で使えるものもあります)
最初から有料の講座や道具をそろえる必要はありません。まずは手持ちの道具で始めてみましょう。
報酬と手数料の考え方
報酬は「文字単価」で示されることが多い
記事作成の報酬は、「1文字あたり〇円」という文字単価で示されることがよくあります。クラウドワークスが発注する側に向けて公開している「発注相場」では、記事作成は**1文字1円〜**とされています(2026年9月時点)。
これは発注する側への目安(下限)で、受注する人が実際に受け取れる金額を示すものではありません。実際の単価は、案件の内容や経験によって大きく異なります。
受け取れる金額は、手数料を差し引いた後の金額
クラウドソーシングでは、報酬の一部が手数料として差し引かれます。
- クラウドワークス:報酬10万円以下の部分は20%(タスク形式は20%)
- ランサーズ:契約金額(税込)の16.5%
応募する前に、手数料を差し引いた金額と、かかりそうな時間を考えておきましょう。時間あたりに直すと、案件ごとの違いが分かりやすくなります。
初案件までの5ステップ
ステップ1:書けそうなテーマを決める
これまでの仕事の経験、趣味、よく調べていることなどから、書けそうなテーマを3つ書き出します。経験のある分野は、調べる時間が短くなり、内容にも説得力が出やすくなります。
ステップ2:クラウドソーシングに登録する
クラウドワークス・ランサーズは、いずれも登録は無料です。手数料の仕組みや仕事の受け方の違いは、「クラウドソーシング・スキルマーケット比較」で比べられます。
ステップ3:プロフィールを整える
得意なテーマ、作業できる時間帯、これまでの経験を具体的に書きます。「未経験です」とだけ書くより、「前職で〇〇の業務を5年担当」のように、書ける分野が伝わる内容にしましょう。
ステップ4:初心者向けの案件に応募する
「初心者歓迎」「マニュアルあり」などの案件から応募します。応募文には、なぜその案件に応募したのか、どのテーマなら書けるのか、納品までの目安を簡潔に書きましょう。
ステップ5:納品後に振り返る
かかった時間、受け取った金額(手数料を引いた後)、修正の内容を記録します。次の案件選びや、単価の交渉に役立ちます。
注意点
- 報酬なしの「テストライティング」を何本も求める募集には注意しましょう。
- 他のサイトの文章を写すこと(コピペ)は著作権の侵害になります。調べた内容は自分の言葉で書きましょう。
- AI の利用は、案件ごとにルールが異なります。AI を使う場合は、利用してよいかを事前に確認しましょう。詳しくは「ChatGPTを使った副業の始め方」をご覧ください。
- 仕事を始める前に、登録料や教材費を求められた場合は応じないでください。
よくある質問
文章を書く仕事をしたことがなくても始められますか?
始められます。最初は、マニュアルが用意された初心者向けの案件から始めると、進め方をつかみやすくなります。
1本の記事を書くのに、どれくらい時間がかかりますか?
テーマや文字数、調べる量によって大きく変わります。最初は想定より時間がかかることが多いため、かかった時間を記録して、自分のペースをつかみましょう。
収入はどれくらいになりますか?
文字単価・作業時間・受ける件数によって大きく異なるため、このサイトでは目安の金額を示していません。まずは数件こなし、かかった時間と受け取った金額から、自分の場合の見込みを確かめてみてください。副業の所得によっては確定申告が必要になる場合があります(副業の税金・確定申告の基本)。
次にやること
- 書けそうなテーマ(仕事の経験・趣味など)を3つ書き出す
- クラウドソーシングの違いを比べて、登録するサービスを決める
- 初心者向けの記事案件に3件応募し、結果を記録する
- 自分に合う副業の方向性を診断で確認する
比べて選びたい方へ
- クラウドソーシング・スキルマーケット比較在宅ワークを始めるときに使うクラウドソーシングとスキルマーケットを、登録費用・手数料・仕事の受け方・注意点で比べます。
あわせて読みたいガイド
出典・参考にした公式情報
- クラウドワークスの発注相場(記事作成)クラウドワークス「発注相場」(2026年9月29日確認)
- クラウドワークスのシステム利用料(受注者)クラウドワークス「ワーカーシステム利用料」(2026年9月29日確認)
- ランサーズのシステム手数料(受注者)ランサーズ ヘルプ「システム手数料の詳細」(2026年9月29日確認)
- クラウドワークスの会員登録クラウドワークス 公式サイト(「クラウドワークスは会員登録無料。」)(2026年9月30日確認)
- ランサーズの登録ランサーズ 公式サイト(「無料登録」)(2026年9月30日確認)
制度や料金は変わることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
この記事は、編集方針に沿ってジブンシゴト編集部が作成しています。下書きの作成に AI を利用する場合も、事実関係を確認したうえで公開しています。誤りにお気づきの際はお問い合わせからお知らせください。